2009年9月13日日曜日

幸福実現党絶対得票率@東北


2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@東北
地図中の領域は開票区
絶対得票率=得票数÷有権者数
全国平均=0.442%
地図中の白い領域=0.442±0.025%
※画像をクリックすると、大きいサイズで表示されます。

全国分布地図はこちら

青森市・盛岡市・秋田市・仙台市・山形市・郡山市といった都市部では平均以下になっています。
平均以上の地域も広く分布しています。
大川隆法氏の妻であり、一時幸福実現党の党首を務めた大川きょう子氏の出身地である由利本荘市(0.639%)は、秋田県内ではやや高くなっています。
しかし周辺の地域と比べて、際立って高いとまでは言えないようです。

2009年9月12日土曜日

幸福実現党絶対得票率@北海道


2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@北海道
地図中の各領域は開票区
絶対得票率=得票数÷有権者数
全国平均=0.442%
地図中の白い領域=0.442±0.025%
※画像をクリックすると、大きいサイズで表示されます。

全国分布地図はこちら

おおざっぱに西高東低の傾向が見られます。
札幌市では南区(0.475%)が全国平均を少し上回る以外は平均以下です。
その他の有権者数10万人以上の開票区は、
函館市0.430%
小樽市0.425%
旭川市0.440%
釧路市釧路0.324%
帯広市0.359%
北見市0.464%
苫小牧市0.439%

なぜ「比例」か・なぜ「絶対得票率」か



このブログのテーマは、幸福実現党の得票および幸福の科学信者の地理的分布です。
ではなぜ、小選挙区の得票ではなく「比例」、得票率ではなく「絶対得票率」に注目するのか。

※そんなの当たり前でしょ、と思われる方は、以下の長文を読まれる必要はありません。

・なぜ「比例」か
興味があるのは、幸福実現党のコアな支持者数、ひいては幸福の科学信者数の地理的分布です。
小選挙区では、選挙区ごとに様々なノイズがのってきます。
立候補者の属性(俗にいう「タマの良し悪し」)、対立候補とのバランス、投票先選択肢の数、対立図式
これらが各選挙区で全て異なってきてしまいます。

一方、比例では小選挙区で現れるこのようなノイズがかなり低減されます。
もちろん、比例票においても、コアな幸福実現党支持者・幸福の科学信者ではないノイズが存在します。
比例ブロックごとに投票先選択肢の数は違いますし、小選挙区の結果と相互作用することもあるでしょう。

しかし、小選挙区に比べれば、比例のほうが不確実な要素が減りノイズが小さくなるのは明らかでしょう。
(幸福実現党得票数と、コアな幸福実現党支持者数・幸福の科学信者数の違いの詳細については、項を改めて後日書きます。)


・なぜ「絶対得票率」か
今選挙における幸福実現党の得票について、すでにウェブ上でも多くの言及が見られます。
そのほとんどが(全てをチェックしたわけではないですが)、「絶対得票率」ではなく「得票率」をとりあげています。

もう一度おさらいしておきますが、
「得票率」=得票数÷得票総数(得票総数は、有効票数のことだと考えて構いません)
「絶対得票率」=得票数÷有権者数

さて、多くのウェブ上での言及が「得票率」に注目していたのは、選挙結果に対する興味の表れとしては自然なことです。
「得票率」が当選・落選を決め、供託金没収ラインや法定政党要件に関わってくるからです。

しかし、このブログの主たる興味はコアな幸福実現党支持者数・幸福の科学信者数の地理的分布です。
各地域の幸福実現党支持者の割合の多寡が知りたい場合、母数は有権者をとるべきです。
規模が違うので単純な比較はできませんが、同じく宗教政党である公明党の国政比例絶対得票率は非常に安定しています。
投票率の上下につれて得票率は上下しますが、絶対得票率は投票率にほとんど影響されていません。
どんなに低投票率になっても必ず投票に行くコアな支持者で得票数の大部分が構成され、それ以外の人は投票先として忌避しがちなためだと考えられます。
(追記:ここで言う公明党の「コアな支持者」には、創価学会員だけでなく、いわゆる「F票」も含まれます。)

幸福実現党の得票も、「郵政風」だとか「政権交代風」などの浮動票とは無関係な、コアな票で構成されているでしょう。
各地域の幸福実現党支持者・幸福科学信者濃度の指標としては、「得票率」ではなく「絶対得票率」のほうが適しています。
(本当は細かい議論がたくさん残っているのですが、これも項を改めて後日書くことにします。)

2009年9月10日木曜日

人口1万人以上の開票区における幸福実現党絶対得票率TOP20・ワースト20



すでに述べましたが、あまり有権者数が小さすぎると、偏差が得票数に比して大きくなり極端な値が出やすくなります。
(絶対得票率=得票数÷有権者数)

例えば有権者数200人の村を考えれば、
得票が0か1か4かで、
絶対得票率は最低レベル→全国平均レベル→最高レベル
と変わってしまいます。

そこで、有権者数1万人以上の開票区に限って、
2009年総選挙・比例における幸福実現党の絶対得票率トップ20・ワースト20を示します。

トップ20(有権者数1万人以上の開票区)
   開票区    絶対得票率 有権者数 幸福得票
*1 愛知県南知多町* 1.219%   17,634    215
*2 福井県越前町** 1.147%   19,792    227
*3 福岡県大木町** 1.049%   11,531    121
*4 京都府京丹後市* 1.044%   50,374    526
*5 岡山県鏡野町** 1.017%   12,099    123
*6 石川県宝達志水町 1.006%   12,519    126
*7 沖縄県石垣市** 0.940%   36,486    343
*8 石川県津幡町** 0.924%   28,894    267
*9 徳島県小松島市* 0.922%   34,611    319
10 徳島県松茂町** 0.893%   11,988    107
11 滋賀県竜王町** 0.886%   10,604    *94
12 福井県越前市武生 0.873%   55,914    488
13 沖縄県糸満市** 0.870%   43,662    380
14 北海道八雲町** 0.859%   15,838    136
15 鳥取県倉吉市** 0.858%   41,744    358
16 鳥取県境港市** 0.853%   29,644    253
17 福岡県黒木町** 0.847%   10,975    *93
18 徳島県阿南市** 0.844%   64,011    540
19 鳥取県岩美町** 0.833%   10,918    *91
20 長野県茅野市** 0.827%   45,246    374

ワースト20(有権者数1万人以上の開票区)
   開票区    絶対得票率 有権者数 幸福得票
*1 熊本県南阿蘇村* 0.217%   *10,124    *22
*2 福岡県川崎町** 0.228%   *16,195    *37
*3 栃木県藤岡町** 0.235%   *14,909    *35
*4 秋田県三種町** 0.240%   *17,084    *41
*5 さいたま市西区*  0.245%   *67,877    166
*6 三重県南伊勢町* 0.253%   *14,254    *36
*7 宮崎県串間市** 0.254%   *18,142    *46
*8 神奈川県寒川町* 0.255%   *38,486    *98
*9 埼玉県北川辺町* 0.255%   *10,589    *27
10 鹿児島県奄美市* 0.256%   *37,928    *97
11 岩手県久慈市** 0.257%   *31,099    *80
12 秋田県潟上市** 0.259%   *28,994    *75
13 栃木県佐野市** 0.260%   101,230    263
14 横浜市栄区*** 0.261%   104,076    272
15 栃木県都賀町** 0.262%   *11,077    *29
16 神奈川県愛川町* 0.266%   *33,401    *89
17 仙台市泉区*** 0.271%   168,266    456
18 千葉県九十九里町 0.271%   *15,848    *43
19 横浜市緑区*** 0.272%   140,255    382
20 千葉市中央区** 0.273%   156,322    427

ワースト20には、有権者数10万人を越える開票区が5つ入っています。
栃木県佐野市、横浜市栄区、仙台市泉区、横浜市緑区、千葉市中央区
少なくともこれらの地域では、幸福実現党への投票を少なくする何らかの要因があると考えられます。

全国分布地図はこちら

幸福実現党絶対得票率TOP20・ワースト20



一つ前のエントリ全国分布地図を示しましたが、絶対得票率(得票数÷有権者数)の上位・下位はどのような値になっているでしょうか。

2009年総選挙・比例における幸福実現党の絶対得票率TOP20とワースト20の地域です。

トップ20
   開票区    絶対得票率 有権者数 幸福得票
*1 岐阜県揖斐川町久瀬 2.347%   *1,065   *25
*2 高知県馬路村*** 1.350%   ***889   *12
*3 佐賀県太良町*** 1.345%   *8,404   113
*4 愛知県南知多町** 1.219%   17,634   215
*5 滋賀県余呉町*** 1.218%   *3,201   *39
*6 沖縄県渡嘉敷村** 1.199%   ***584   **7
*7 北海道赤井川村** 1.166%   *1,029   *12
*8 富山県舟橋村*** 1.155%   *2,165   *25
*9 福井県越前町*** 1.147%   19,792   227
10 和歌山県由良町** 1.140%   *5,877   *67
11 北海道壮瞥町*** 1.082%   *2,495   *27
12 徳島県佐那河内村* 1.081%   *2,498   *27
13 福岡県大木町*** 1.049%   11,531   121
14 京都府京丹後市** 1.044%   50,374   526
15 岡山県鏡野町*** 1.017%   12,099   123
16 石川県宝達志水町* 1.006%   12,519   126
17 愛媛県松野町*** 0.988%   *3,846   *38
18 浜松市中区花川地区 0.972%   *1,441   *14
19 熊本県苓北町*** 0.961%   *6,969   *67
20 鳥取県日吉津村** 0.943%   *2,651   *25

ワースト20
   開票区    絶対得票率 有権者数 幸福得票
*1 沖縄県伊平屋村** 0.000%   1,061    0
*2 奈良県上北山村** 0.000%   **639    0
*3 長野県売木村*** 0.000%   **560    0
*4 長野県平谷村*** 0.000%   **458    0
*5 和歌山県北山村** 0.000%   **445    0
*6 鹿児島県三島村** 0.000%   **309    0
*7 岐阜県揖斐川町藤橋 0.000%   **266    0
*8 沖縄県与那国町** 0.082%   1,220    1
*9 奈良県東吉野村** 0.088%   2,277    2
10 宮崎県西米良村** 0.089%   1,123    1
11 長野県大鹿村*** 0.092%   1,085    1
12 神奈川県清川村** 0.107%   2,795    3
13 長野県生坂村*** 0.112%   1,791    2
14 奈良県曽爾村*** 0.115%   1,736    2
15 北海道足寄町*** 0.120%   6,686    8
16 和歌山県太地町** 0.134%   2,990    4
17 鹿児島県大和村** 0.135%   1,483    2
18 山梨県小菅村*** 0.135%   **739    1
19 青森県横浜町*** 0.137%   4,373    6
20 岩手県九戸村*** 0.140%   5,715    8

◆注意点
このような比較をする場合、人口規模の小さい区域で極端な値が出やすくなります。
人口規模の大きい区域では平均化されてしまい、内部に極端な絶対得票率の地域があったとしてもマスキングされてしまいます。
(ポアソン分布で近似できるとすれば、絶対得票率の標準偏差は有権者数の平方根に比例します。)

有権者数1万人を越え、かつトップ20に入っているのは、
愛知県南知多町、福井県越前町、福岡県大木町、京都府京丹後市、岡山県鏡野町、石川県宝達志水町
一方、ワースト20には有権者数1万人を越える開票区は入っていません。

下位には絶対得票率0%で7開票区が並んでいますが、同率1位ではなく有権者数の多い順に順位をつけています。
幸福実現党の得票数が同じ0票でも、有権者数が多いほうがより下位になるからです。