2009年9月25日金曜日

幸福実現党絶対得票率@中国・四国


2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@中国・四国
地図中の領域は開票区
絶対得票率=得票数÷有権者数
全国平均=0.442%
地図中の白い領域=0.442±0.025%
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徳島で高いのが目に付きます。
これは、幸福の科学総裁・大川隆法氏の出身地であり、教団施設も存在している影響だと考えられます。
大川隆法氏の出身地・徳島県吉野川市は0.772%です。
教団施設である聖地・四国正心館と聖地・四国本部精舎の所在地である鳴門市と徳島市は0.800%、0.795%になっています。
徳島市周辺は全国屈指の高絶対得票率地域となっており、全国的に都市部が低い傾向にある中でも例外として異彩を放っています。
(中国・四国地方全体についても、都市部が比較的高絶対得票率を保っていることが特徴になっています。)
また高知を除いた四国全体も高い傾向が見られます。

山陰地方でも、秋田県南部から始まった日本海側の高絶対得票率ベルト地帯が山口県まで連続しています。(例外は江津市)
日本海沿岸の都市部では、鳥取市・米子市で高く、松江市は平均をわずかに上回ります。
また、中国地方全体も高い傾向です。これは兵庫県から連続した傾向だと言えます。例外は中国山地の一部などに留まります。

瀬戸内海沿岸では、岡山市・倉敷市・広島市西部・山口市・下関市(以上本州側)、高松市・丸亀市・今治市・松山市(以上四国側)の都市部でも高絶対得票率が見られます。
例外は岡山市・倉敷市の一部、三原市、広島市中心部の中・東・南区。

2009年9月18日金曜日

幸福実現党絶対得票率@近畿



2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@近畿



2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@京阪神主要部
地図中の領域は開票区
絶対得票率=得票数÷有権者数
全国平均=0.442%
地図中の白い領域=0.442±0.025%
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滋賀の高さが目に付きます。
また、日本海側の高絶対得票率ベルトが依然連続しています。

滋賀・京都の府県境で段差が見られますが、これは比叡山脈の自然障壁によると考えられます。
奈良・和歌山県境にも段差が見られますが、ここはもともと山岳地帯で自然障壁の上に乗っかっているようなところです。
関東における茨城のような人為県境効果ではありません。

紀伊半島南部中央の山間地帯にあたる奈良県吉野地方で、目だって低くなっています。
この地域は全国的に見ても、屈指の低レベルです。
一方、近畿地方北部の山間地帯である京都・兵庫の丹波・但馬地方・丹生山地では、高い傾向が見られます。

京阪神の都市部では、平均付近の値が入り混じっているようです。
東京を中心とした関東の大都市圏よりは高くなっています。

やや低い神戸西部・明石と高い徳島の間に位置する淡路島で、きれいなグラデーションになっているのが目に付きます。

幸福実現党絶対得票率@東海



2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@東海
地図中の領域は開票区
絶対得票率=得票数÷有権者数
全国平均=0.442%
地図中の白い領域=0.442±0.025%
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静岡・浜松・名古屋の政令指定都市では低くなっています。
(ただし、浜松市は市西部で高くなっている。)

静岡県は伊豆半島~県東部~県中部は低く、県西部は高い傾向。
愛知県は、名古屋市と長野県境に接する旧稲武町・北設楽郡を除いて高い傾向。
三重県は北部(津、伊賀)の高絶対得票率と、南部(伊勢志摩・紀州)の低絶対得票率で、おおむねきれいに分かれています。

2009年9月15日火曜日

幸福実現党絶対得票率@北陸・中央高地


2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@北陸・中央高地
地図中の領域は開票区
絶対得票率=得票数÷有権者数
全国平均=0.442%
地図中の白い領域=0.442±0.025%
※画像をクリックすると、大きいサイズで表示されます。

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日本海側は、秋田南部から高絶対得票率のベルト地帯になっています。
この高絶対得票率地帯は山陰地方まで続くのですが、この地図の範囲で言えば新潟市周辺と能登半島の一部は例外となっています。

長野では東信と松本・諏訪地方が高くなっています。
岐阜の西端では、全国最高絶対得票率2.347%の揖斐川町久瀬と、絶対得票率0%の揖斐川町藤橋が隣り合っています。
前にも述べましたが、このような極端な値が出るのは有権者数が小さいことも影響しています。
が、それにしても揖斐川町久瀬の2.347%は突出していると言えるでしょう。
これほど極端な値には、なにか特殊な要因が働いていることが予想されます。
(単純に、幸福実現党支持者や幸福の科学信者が多いと結論付けるのは危険です。これについては、また後日改めて書きます。)


ところで、新潟県内で最も絶対得票率が高いのはどの開票区でしょうか。
これは新潟県の地理に詳しい人なら上の地図を見れば分かります。
県北部で山形県と接している関川村です。(0.836%)

では、新潟県内で最も絶対得票率が低いのはどの開票区でしょうか。
ほとんど間違い探しクイズか視力検査ですね、これは。

(答えを見るには、「続きを読む」をクリックしてください。)

2009年9月13日日曜日

幸福実現党絶対得票率@関東


2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@関東


2009年衆議院総選挙・比例における幸福実現党絶対得票率分布@東京中心部
地図中の領域は開票区
絶対得票率=得票数÷有権者数
全国平均=0.442%
地図中の白い領域=0.442±0.025%
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関東は全体的に低いようです。
東京を中心とした南関東は、人口が集中している大都市圏としては全国最低のゾーンが広がっています。

特筆すべきこととして、茨城で県境の影響が顕著です。
茨城と千葉・栃木県境で、はっきりと段差が見られます。
また、栃木・埼玉に挟まれた群馬南東端でも段差が見られます。
茨城・群馬を隠して南側から見ていくと、栃木は南関東の低絶対得票率の延長として自然です。
逆に栃木を隠して北側から見ていけば、茨城・群馬は東北・新潟の高絶対得票率の延長として自然です。
茨城・群馬と千葉・栃木・埼玉の間で、県境の効果が見られます。

興味深いのは、茨城南部・栃木南部・さらに群馬南東端は関東平野内にあるということです。
急峻な山脈などの自然障壁が存在していないにも関わらず、県境をはさんで明瞭な違いが現れています。
茨城・千葉の間には利根川がありますが、これほどの違いをもたらすとは考えにくい。
人為的行政境界がなぜこのような効果をもたらしているのか、よく分かりません。
栃木も比例北関東ブロックに含まれているため、比例ブロックの違いだけでは説明できません。